感染症や子育てに関する情報など、よくある質問をトークルームで自動で回答してくれる機能の設定ができます。
このページでは、下の図のようなシナリオ(緑)の設定方法について説明します。
1. 設定するシナリオを選択する
- 「シナリオ設定」メニューで、作成したい「シナリオバージョン」の「編集」をクリックします。
初めてシナリオを作成する場合は、「新規作成」をクリックし、バージョン名をつけて新規作成します。(「新規作成」をクリックすると、シナリオ名が自動で入力されます)
2. シナリオを作成する(STEP1)
- 「新規トーク作成」をクリックします。
- 「トーク名」と「開始メッセージ」を決めて入力します。
- 「トーク名」は、これから作るシナリオ一式の名称です。管理用名称のため、ユーザーには表示されません。
- 「開始メッセージ」は、これから作成する「トーク」を呼び出すためのキーワードです。ここで決めたキーワードがLINEのトークルーム上で入力されると、このトークが呼び出されます。
- 新規トークができました。
トーク名は同一シナリオバージョン内で重複して登録することができません。
メッセージアクション用テキストは、同一シナリオバージョン内に過去に一度でも登録したことがある単語を登録することはできません。
3. シナリオを追加する(STEP2)
- 「新規メッセージ」をクリックし、プロパティを呼び出します。
- メッセージの種類で「ボタン型テンプレートメッセージ」を選択します。
- 名前・画像タイプ(画像あり/なしの選択)・タイトル・テキストを入力します。
- アクション数(ボタン型の選択肢の数)を決めます。「よくある質問」「市への提案」の2つの分岐を作るため、アクション数を「2」とします。
- 各アクションの詳細を設定します。
- アクション1の詳細
- タイプ:「ポストバックアクション」を選択します。
- ラベル:選択肢の表示名です。「よくある質問」と入力します。
- テキスト:トークルーム上で選択肢をタップしたときに出るテキストです。「よくある質問」と入力します。
- データ:入力不要です
- 同じ手順でアクション2(市への提案)の詳細も選択・入力します。
- 「適用する」をクリックします。
- 最初の分岐ができました。
- STEP2の手順を繰り返し、シナリオの作成を進めます。
メッセージタイプ「複合メッセージ」の作成については以下のページを参照してください
複合メッセージを利用する
4. シナリオを完結させる(STEP3)
- 「新規メッセージ」をクリックし、メッセージの種類で「文字メッセージ」を選択します。
- 名前とテキストを入力したのち、「適用する」をクリックします。
- 白いノードが表示されて、シナリオが完結しました。
- すべてのシナリオが完結したら(黄色いノードがなくなったら)「保存」マークをクリックすると、「よくある質問」のトークが作成されます。
- マップ形式に関する詳細は、下記ページをご確認ください。
5. シナリオを有効にする
- 検証用アカウントでシナリオを有効にします。
- 作成したシナリオバージョンの「適用」をクリックします。
- サンドボックス(検証)用アカウントで動作確認が可能です。
- 本番環境でシナリオを有効にする
- 動作確認が完了したら、本番環境に反映させます。
- サンドボックスで動作確認をしたシナリオバージョンの「適用」をクリックします。
6.リッチメニューの設定
よくある質問のトークを呼び出すためのリッチメニューの設定が必要です。設定方法は からご確認ください。リッチメニューの作成